画像はイメージです(AIで作成)

2026/10/26

会計ソフト比較|個人事業主・法人向け freee・マネーフォワード・弥生の料金と無料期間

個人事業主向けのクラウド会計ソフトは、青色申告に使える最小プランで年10,800〜11,800円(税抜)。白色申告なら無料のプランもあります。freee会計・マネーフォワード・弥生の個人と法人の料金、無料期間を公式ページで比べました。

会計ソフトの料金(2026年10月26日 公式ページで確認)確かさ A
Afreee会計 スターター(個人)
年11,760円税抜・年払い。月払いは1,780円/月
Aマネーフォワード クラウド パーソナルミニ(個人)
年10,800円税抜・年払い。月払いは1,280円/月
Aやよいの青色申告 オンライン セルフ
年11,800円税抜。初年度無料のキャンペーン中
Aやよいの白色申告 オンライン フリー
0円白色申告向け。すべての機能がずっと無料
A法人向けの最小プランの年額
29,760〜35,760円マネーフォワード・弥生会計 Next・freee会計(税抜・年払い)
A無料で試せる期間
30日〜最大2か月freee 30日間・マネーフォワード 1か月・弥生 最大2か月

個人事業主向けのクラウド会計ソフトは、青色申告に使える最小プランで年10,800〜11,800円(税抜・年払い)から使えます。白色申告なら、やよいの白色申告 オンラインのフリープランが0円です(2026年10月26日、各社の公式料金ページで確認)。

ここでは、freee会計・マネーフォワード クラウド・弥生の3社について、個人向けと法人向けのプラン、年額、無料期間、プランの違いを公式ページの記載どおりに並べます。どれかを勧めるのではなく、「どんな人ならどのプランが条件に合うか」を書き分けます。

会計ソフトとは?比べる前に知っておくこと

会計ソフトとは、日々の売上や経費を帳簿につけ、確定申告書や決算書を作るためのソフトのことです。いまはインターネット上で使う「クラウド型」が主流で、銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込めます。

3社とも、料金は「年払い」と「月払い」で変わり、年払いのほうが安くなります。表示はすべて税抜です。弥生はキャンペーンで初年度の料金が変わっており、マネーフォワード クラウドは個人向けで2026年12月、法人向けで2027年6月に料金体系の一部改定を予定していると書いています。

個人事業主向けプランの料金比較

個人向けは、3社とも年1万円台前半の最小プランから、電話サポート付きの年3〜4万円台のプランまでそろっています。

サービス・プラン年額(税抜)月払い(税抜)公式ページにある主な違い
freee会計 スターター11,760円1,780円消費税申告は対象外。レシート撮影は月5枚まで
freee会計 スタンダード23,760円2,980円消費税申告(インボイス制度対応)、レポートの出力
freee会計 プレミアム39,800円年払いのみ電話サポート、税務調査のサポート(30時間分)
マネーフォワード クラウド パーソナルミニ10,800円1,280円消費税申告は利用できない。レシート撮影は月15件まで無料
マネーフォワード クラウド パーソナル15,360円1,680円消費税申告(インボイス制度対応)、レシート撮影は月30件まで無料
マネーフォワード クラウド パーソナルプラス35,760円年払いのみ電話サポート(操作方法)、レシート撮影は月100件まで無料
やよいの青色申告 オンライン セルフ11,800円記載なし機能は全プラン共通。サポートはWebFAQ
やよいの青色申告 オンライン ベーシック22,800円記載なし電話・メール・チャットの操作サポート(電話は契約期間中10回まで)
やよいの青色申告 オンライン トータル39,600円記載なし操作サポートに加え、仕訳・経理業務・確定申告の相談

freeeとマネーフォワードは、プランによって使える機能が変わります。いちばん安いプランでは消費税の申告ができません。弥生は「機能はすべて同じ」で、サポートの範囲だけが違うと書いています。

弥生は2026年10月26日時点でキャンペーン中で、セルフプランとベーシックプランは1年間無料、トータルプランは初年度が半額の19,800円です。2年目からは上の表の年額になります。

freee会計には、入力や仕訳の作業を任せられる「入力おまかせ」プラン(年49,800円・税抜)もあります。月60件の処理が含まれ、61件目からは1件70円(税抜)かかります。

白色申告なら無料のプランがある

白色申告で使うなら、やよいの白色申告 オンラインのフリープランは0円です。公式ページには「すべての機能がずっと無料でご利用いただけます」とあります。操作の質問をしたい場合はベーシックプラン(年11,500円・税抜)、業務の相談もしたい場合はトータルプラン(年21,000円・税抜、キャンペーンで初年度10,500円)があります。

青色申告の65万円控除とソフトの関係

青色申告で65万円の控除を受けるには、e-Taxで申告するか、帳簿を電子で保存することが条件です(国税庁)。

国税庁によると、青色申告特別控除は55万円(一定の要件を満たすと65万円)または10万円です。65万円にするには、55万円の要件を満たしたうえで、仕訳帳と総勘定元帳を電子帳簿保存するか、確定申告書・貸借対照表・損益計算書などを期限までにe-Taxで送ることが必要です。

3社の個人向けプランは、どれも確定申告書を作って電子申告(e-Tax)で出す機能を、いちばん安いプランから入れています。ソフト選びで65万円控除が受けられるかどうかが変わるわけではありません。

法人向けプランの料金比較

1人で使う小さな法人向けの最小プランは、年29,760〜35,760円(税抜・年払い)です。

サービス・プラン年額(税抜)月払い(税抜)人数の目安・主な違い
freee会計 ひとり法人35,760円3,980円メンバー1人。小規模法人向けの記帳に絞ったプラン
freee会計 スターター65,760円+従量課金7,280円+従量課金メンバー3人。電話を含むサポート付き
freee会計 スタンダード107,760円+従量課金11,980円+従量課金メンバー3人。経営分析などを追加
マネーフォワード クラウド ひとり法人29,760円3,980円目安は経営者1名
マネーフォワード クラウド スモールビジネス53,760円5,980円目安は利用者3名以下
マネーフォワード クラウド ビジネス77,760円7,980円目安は利用者4名以上
弥生会計 Next エントリー34,800円3,480円会計機能・請求機能は3名まで無料
弥生会計 Next ベーシック50,400円5,040円経費精算や部門管理も使いたい人向け
弥生会計 Next ベーシックプラス84,000円8,400円電話サポートや仕訳相談が欲しい人向け

freee会計のスターターとスタンダードの従量課金は、経費精算が1人あたり月300円、受発注書類の送付が1件95円です。マネーフォワード クラウドも、利用するユーザー数に応じて追加料金がかかると書いています。

なお、弥生の法人向けクラウド「弥生会計 オンライン」は新規契約の受付を終了しています。いまから法人で弥生のクラウド会計を使う場合は、弥生会計 Nextになります。

無料で試せる期間

3社とも無料で試せます。期間はfreee会計が30日間、マネーフォワード クラウドが1か月、弥生が最大2か月です。

サービス無料期間公式ページにある注意
freee会計30日間登録はメールアドレスのみ。クレジットカードは登録不要
マネーフォワード クラウド1か月トライアル中は一部使えない機能がある
やよいの青色申告・白色申告 オンライン最大2か月無料体験プランでは決算・申告機能は使えない
弥生会計 Next最大2か月決算書の作成・出力は使えない。終了後に自動で請求されることはない

どんな人に向くか:条件で選ぶ

料金表の差は、「消費税の申告が要るか」「電話で聞きたいか」「法人か」の3つでほぼ決まります。

  1. 白色申告で、費用をかけたくない人:やよいの白色申告 オンラインのフリープラン(0円)が条件に合います。
  2. 青色申告で、消費税の申告はなく、年額を抑えたい人:マネーフォワード クラウドのパーソナルミニ(10,800円)、freee会計のスターター(11,760円)、やよいの青色申告 オンラインのセルフ(11,800円)が同じ価格帯です。
  3. 消費税の申告も必要な人:freee会計はスタンダード(23,760円)、マネーフォワード クラウドはパーソナル(15,360円)からです。弥生は全プランで機能が同じと書いています。
  4. 操作を電話で聞きたい人:やよいの青色申告 オンラインのベーシック(22,800円・電話は10回まで)、マネーフォワード クラウドのパーソナルプラス(35,760円)、freee会計のプレミアム(39,800円)に電話サポートが付きます。
  5. 仕訳の考え方まで相談したい人:やよいの青色申告 オンラインのトータル(39,600円)は仕訳や確定申告の相談ができます。作業ごと任せたい場合はfreee会計の入力おまかせ(49,800円)があります。
  6. 1人で法人を営む人:マネーフォワード クラウドのひとり法人(29,760円)、弥生会計 Nextのエントリー(34,800円)、freee会計のひとり法人(35,760円)が最小プランです。

開業にかかるお金の全体像は開業資金はいくら必要?にまとめています。開業1年目の収支を細かく公開している例として、ひとりで営む喫茶食堂のkenohiも参考になります。お店のレジや予約の道具は、決済端末の比較と予約管理ツールの比較で整理しています。

よくある質問

個人事業主の会計ソフトは年いくらかかりますか?

青色申告に使える最小プランは年10,800円(マネーフォワード クラウド)、11,760円(freee会計)、11,800円(やよいの青色申告 オンライン)です。いずれも税抜です。

無料で使える会計ソフトはありますか?

やよいの白色申告 オンラインのフリープランは、白色申告向けの機能をずっと無料で使えると公式に書かれています。青色申告向けの3社は有料で、無料のお試し期間があります。

消費税の申告もしたい場合はどのプランですか?

freee会計のスターターとマネーフォワードのパーソナルミニは消費税申告が対象外です。freeeは年23,760円、マネーフォワードは年15,360円のプランから対応します。

小さな法人の会計ソフトはいくらですか?

最小プランの年額は、マネーフォワード クラウド29,760円、弥生会計 Next 34,800円、freee会計35,760円です(税抜・年払い)。

無料のお試し期間はどれくらいですか?

freee会計は30日間、マネーフォワード クラウドは1か月、弥生は最大2か月の無料体験があります。弥生の無料体験では決算や申告の機能は使えません。

出典

  1. freee会計 個人事業主向け料金プラン(2026年10月26日閲覧)
  2. freee会計 新設法人向け料金プラン(2026年10月26日閲覧)
  3. マネーフォワード クラウド 個人事業主/副業向け価格・料金プラン(2026年10月26日閲覧)
  4. マネーフォワード クラウド 価格・料金プラン(小規模〜中小企業向け)(2026年10月26日閲覧)
  5. 弥生「やよいの青色申告 オンライン」料金プラン(2026年10月26日閲覧)
  6. 弥生「やよいの白色申告 オンライン」料金プラン(2026年10月26日閲覧)
  7. 弥生会計 Next 料金プラン(2026年10月26日閲覧)
  8. 弥生会計 オンライン(法人向け 新規契約受付終了のお知らせ)(2026年10月26日閲覧)
  9. 国税庁 タックスアンサー No.2072 青色申告特別控除(2026年10月26日閲覧(令和8年4月1日現在法令等))

数字は出典の時点のものです。誤りや古くなった数字を見つけたらこちらからお知らせください。

監修:前田晃介
FP・宅建。まがりDEバナナ(ピーク時108店舗)、癒し〜ぷ(約40店舗)の本部を立ち上げ、そば屋・うなぎ屋を経営。詳しく

公開 2026年10月26日

前田晃介が事業をゼロからつくる1年を、数字ごと見る。

使ったお金・判断・失敗まで公開する会員制のコミュニティ。まずは無料のLINEで記録を受け取れます。

あわせて読みたい