
2026/10/26
週4日・1日4時間だけ開くパン屋、廃棄ゼロへの切り替え|トランテトロワ(福岡市)
- 事業ベーカリー トランテトロワ
- 所在地福岡県福岡市中央区
- 創業2018年
- 従業者2人
この事例は、事業者ご本人や公的機関が公開した情報をもとに編集部がまとめたものです。掲載料はいただいていません。事業者の方からの訂正・削除のご依頼はこちらから受け付けます。
福岡市の小さなパン屋「トランテトロワ」は、30種類・週6日の営業から、日持ちするサワー種のパンだけに絞った週4日・4時間の営業に切り替えました。日本政策金融公庫の調査月報に載った数字から、その判断を整理します。
- A営業
- 週4日・12〜16時木曜〜日曜
- A以前の営業
- 約30種類・週6日
- A主力のパン「ブラン」
- 1,400円
- A小麦粉の仕入れ
- 25kgで1万4,000〜1万6,000円
- A切り替え直後の収入
- 以前の5分の12019年の再オープン直後
- A従業者
- 2人
福岡市中央区の「トランテトロワ」は、夫婦で営む小さなパン屋です。オーガニックの小麦とサワー種(自家製の発酵種)のパンだけを焼き、毎週木曜日から日曜日の4日間、12時から16時までしか営業しません。
30種類・週6日から、週4日・4時間へ
創業した2018年当初は、食パンや菓子パン、総菜パンなど30種類ほどを扱い、週に6日営業していました。そこから、パンの廃棄をなくすために、日持ちするサワー種のパンだけに絞り、営業日と種類を減らしました。
2019年に店を再オープンした直後は、収入が以前の5分の1まで減ったと書かれています。
立て直した3つの方法
| 方法 | 中身 |
|---|---|
| 客単価を上げる | 人の顔より大きいパン。主力の「ブラン」は1,400円 |
| 売り場を増やす | オーガニックスーパーなどに卸す |
| 全国に売る | 自社の通販で販売する |
日持ちするパンに絞ったことで、店の外(卸・通販)でも売れるようになりました。廃棄ゼロを続けているそうです。小麦粉の仕入れは25kgあたり1万4,000〜1万6,000円と、材料にもこだわっています。
よくある質問
営業日を減らしてもパン屋は成り立ちますか?
トランテトロワは週6日から週4日・12〜16時の営業に切り替えました。切り替え直後は収入が以前の5分の1まで減りましたが、大きなパンで客単価を上げ、卸と通販で売り場を広げて立て直しています(公庫の調査月報より)。
出典
数字は出典の時点のものです。誤りや古くなった数字を見つけたらこちらからお知らせください。

監修:前田晃介
FP・宅建。まがりDEバナナ(ピーク時108店舗)、癒し〜ぷ(約40店舗)の本部を立ち上げ、そば屋・うなぎ屋を経営。詳しく
公開 2026年10月26日
前田晃介が事業をゼロからつくる1年を、数字ごと見る。
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