
2026/10/26
貸し会議室を55万〜60万円で買う、損失を許容できる価格まで待って即決|レンタルスペースの小さなM&A
- 事業レンタルスペース(貸し会議室)
- 所在地東京・名古屋
- 最初の買収2024年2月
- 買い手中小企業診断士の会社
この事例は、事業者ご本人や公的機関が公開した情報をもとに編集部がまとめたものです。掲載料はいただいていません。事業者の方からの訂正・削除のご依頼はこちらから受け付けます。
元エンジニアの中小企業診断士が、本業とは別にレンタルスペースを1店舗60万円、55万円と少額で買い増しています。買う価格の決め方と、自作の仕組みで固定客を増やした工夫を、M&Aの仲介サイトのインタビューから整理しました。
- B各店の買収額
- 60万円・55万円・55万円1店舗目・2店舗目・今回
- B最初の買収
- 2024年2月新宿の店舗
- A今回の案件の売上高
- 1円〜500万円案件掲載時の直近期。幅での開示
- B売り出し価格の相場
- 150万円前後が多い買い手の見立てでは価値と大きくずれている
元エンジニアで中小企業診断士の経営者が、本業のコンサルティングとは別に、レンタルスペース(貸し会議室)を少額で買い増しています。コロナ禍の2021年2月に早期退職して起業し、2024年2月に1店舗目を買ったのが始まりです。
買収額
| 店舗 | 買収額 |
|---|---|
| 1店舗目(新宿) | 60万円 |
| 2店舗目 | 55万円 |
| 3店舗目(名古屋駅から徒歩1分) | 55万円 |
3店舗目の売上高は、案件掲載時の直近期で「1円〜500万円」と幅で示されています。
「損失を許容できる価格」まで待って即決する
買い手は、価格交渉はせず、「万が一、事前の情報と実態に乖離があったとしても、損失を許容できる」という自分の中の採算ラインまで売り出し価格が下がるのを待ち、そこまで落ちてきたら即決で買うそうです。55万〜60万円という金額については、それぐらい安く引き継がないと、初期投資の回収に時間がかかりすぎるからだと話しています。売上の開示を渋る売り手とは、交渉を中断します。
現在は150万円前後で売りに出ている案件も多いものの、自分で算定した価値とは大きくずれていることがほとんどだ、と話しています。
自作の仕組みで固定客を増やす
元エンジニアの強みを生かして、運営の仕組みを自分でつくっています。たとえば、予約の時間の前に自動でエアコンを入れる仕組みで使い心地を上げ、固定客を増やしました。
よくある質問
レンタルスペースはいくらで買えますか?
この事例の買い手は、1店舗目を60万円、2店舗目と3店舗目を55万円で買っています。売り出しは150万円前後の案件が多いものの、自分で算定した価値とは大きくずれていることがほとんどだと話しています。
出典
- TRANBI 成約インタビュー(レンタルスペースの買収)(2026年6月22日掲載)
数字は出典の時点のものです。誤りや古くなった数字を見つけたらこちらからお知らせください。

監修:前田晃介
FP・宅建。まがりDEバナナ(ピーク時108店舗)、癒し〜ぷ(約40店舗)の本部を立ち上げ、そば屋・うなぎ屋を経営。詳しく
公開 2026年10月26日
前田晃介が事業をゼロからつくる1年を、数字ごと見る。
使ったお金・判断・失敗まで公開する会員制のコミュニティ。まずは無料のLINEで記録を受け取れます。


